最近、「首が痛い」「肩こりがひどい」「頭痛が続く」という症状で受診される方が増えています。
その背景にあることが多いのが スマホ首(ストレートネック) です。
スマホ首とは?
本来、首の骨(頚椎)はゆるやかなカーブ(前弯)を描いています。
このカーブがあることで、頭の重さ(約5kg)をうまく分散しています。
しかし、スマートフォンを見る姿勢では、
- 頭が前に突き出る
- あごが前に出る
- 背中が丸くなる
という姿勢になりやすく、首に大きな負担がかかります。
頭が15度前に傾くだけで、首にかかる負担は約2倍になるとも言われています。
こんな症状はありませんか?
☑ 首の痛み
☑ 慢性的な肩こり
☑ 後頭部の頭痛
☑ 手のしびれ
☑ 目の疲れ
☑ めまい感
長期間続くと、頚椎症や椎間板への負担につながることもあります。
なぜ悪化するの?
長時間の
- スマホ
- パソコン作業
- タブレット学習
- デスクワーク
これらが原因となります。
特に近年は、子どもから高齢者まで使用時間が増えています。
自分でできるチェック方法
壁に背中をつけて立ってみましょう。
・後頭部が自然に壁につきますか?
・あごを引いたときに首の後ろが強く突っ張りませんか?
違和感がある場合は、姿勢バランスが崩れている可能性があります。
今日からできる予防・改善法
① 画面を目の高さに
スマホは顔の前まで持ち上げましょう。
② 1時間に1回はリセット
30秒でよいので、首を後ろに倒して深呼吸。
③ 肩甲骨を動かす
両肩を大きく回すだけでも効果があります。
④ あご引き運動
軽くあごを引き、5秒キープ×10回
痛みが続く場合はご相談ください
痛みやしびれがある場合は、単なる姿勢不良だけでなく、
- 頚椎症
- 椎間板障害
- 神経圧迫
などが隠れていることもあります。
当院では、レントゲン検査や必要に応じてMRI検査を行い、
姿勢・運動指導を含めた総合的な治療を行っています。
まとめ
スマホは生活に欠かせないものですが、
「使い方」と「姿勢」を見直すことが大切です。
小さな習慣の積み重ねが、将来の首の健康を守ります。
気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

